自宅のお風呂にゆっくり浸かって疲れを取るのもいいですが、たまには銭湯で汗を流しつつ、癒しを求めてみませんか。
スーパー銭湯・スパ温泉も人気ではありますが、今回は都内にある銭湯に的を絞ったうえで、3つの場所をピックアップしてみました。
会社帰りにぷらっと行きたい人は「光明泉」へ
光明泉がある場所は、中目黒駅から徒歩約3分のところ。会社帰りでも気軽に立ち寄れる温泉地です。
光明泉のこだわりのお湯は、疲労回復に効果があるといわれる高濃度炭酸泉。お湯に炭酸ガスの細かい泡が溶け込んでいます。
炭酸ガスが筋肉痛や関節痛、肩こり、腰痛、神経痛などにアプローチ。弱酸性で肌にも優しいのも特徴です。
関節痛や神経痛などに効用があるといわれる人工ラジウム泉もあり。
3階テラスには個室の露天風呂があるため、温泉旅館にいるような気分を味わえるでしょう。別途料金ではありますがサウナも完備しています。
15時から25時と深夜まで営業しているのも、社会人にとっては嬉しいですね。
自然の中で癒されたい人は「久松湯」へ
桜台駅近くにある久松湯は、2014年5月にリニューアルオープンした温泉です。
久松湯の特徴は、ナトリウム一塩化物強塩の源泉が湧いて出てくること。地下1500mまで温泉掘削を行ったそうです。
また、銭湯では初のプロジェクションマッピングによる光の演出を実施。
老若男女を対象にしたアートを手がけるアトリエオモヤ氏がデザインしています。
のんびりとお湯につかりながらその演出を楽しめるので、つい長湯してしまうかもしれません。
露天風呂にはヒーリングミュージックが流れる粋な演出も久松湯ならでは。
従来の公衆浴場は人が混み合っている・狭いというイメージがありますが、「光と風、雑木林の中の銭湯」をテーマに開放的なつくりになっているので、自然の中で癒されたい人にはぴったりの銭湯です。
天然温泉をたっぷり味わいたい人は「武蔵小山温泉・清水湯」へ
武蔵小山温泉・清水湯の大きな特徴は、2種類の温泉を楽しめること。
清水湯の黒湯温泉は、一般の温泉と比べて泉質の劣化が起こりにくいため、新鮮なミネラル成分が豊富に含まれています。
一方、黄金の湯は黒湯以上に深い場所から源泉が湧き出ています。
うがい薬に含まれる成分のヨードが豊富に入っているぶん、擦り傷や切り傷などに効果あり。
初期段階の喉の痛みであれば、痛みが引くといわれているため、喉の調子が悪くなりそうなときにもおすすめです。
女性専用の岩盤浴も完備しているため、天然温泉と岩盤浴もたっぷり味わいたい女性にも最適な銭湯です。