社会人として働くうえで、基本的なマナーは守っておきたいものです。
もし、マナー違反の行動をすると、周囲からの評価は大きく下がります。
これから紹介するビジネスマナーを身につけ、周りから信頼される社会人を目指しましょう。
社会人としてハキハキしたあいさつはマスト
あいさつは人とコミュニケーションを取るうえで欠かせないものです。
明るくはっきりとした声であいさつをすると、会社にいるすべての人に対し、好印象を与えます。
取引先・クライアントの会社に伺ったときも、同様のあいさつをすると、相手に安心感を与えるだけでなく、仕事をスムーズに進めやすくなるでしょう。
一方、言葉がはっきりしない小さい声のあいさつは、失礼にあたるだけでなく、相手に不快感を与えます。
出社時には「おはようございます」、退社する際は「お先に失礼します、お疲れ様です」と必ずあいさつをするのがマナーです。
相手からのあいさつを待つのではなく、自分のほうから積極的にあいさつをしましょう。
決められた時間は守る
ビジネス・プライベートにおいて時間を守るのは当たり前のことです。
とくにビジネスでは時間を守れなかった場合、会社全体の信頼を一気に落としてしまうケースがあります。
出社時間に遅れないようにするのはもちろん、会議への参加、クライアント先へ訪問する際は、余裕を持った行動がマストです。
遅れる可能性が少しでもあれば、必ず先方へ連絡してください。お詫びと遅れる理由、到着予定時間を具体的に伝えましょう。
報告・連絡・相談をこまめに行う
多くの仕事は複数の人とチームを組んで行います。納期内に確実に仕上げるために欠かせないのは、一人ひとりの進捗状態を確認し合うことです。
誰か一人の仕事が思うように進んでいない状態だとしても、その状況を皆が把握することで、遅れを取り戻せます。
ミスなく仕事を進めるためにも、報告・連絡・相談(ほうれんそう)はとても重要です。
仕事が完了したときはもちろん、時間を要する業務の場合は中間報告を確実に行いましょう。
仕事着手前、休憩に入る前、夕方と、複数回報告をすると、チームメンバーやリーダーが仕事の状況を把握しやすくなります。
不明な点は自己判断で進めるのではなく、必ず周囲のメンバーに確認や相談をしてください。
自分の判断で対処すると、後々大きなミスにつながることがあります。もしミスを起こした場合は、即報告をクセづけてくださいね。
丁寧なコミュニケーションを心がける
相手と話をする際は、失礼のないよう、敬語や丁寧な言葉遣いで接しましょう。
ただし「丁寧に接する=ゆっくり時間をかける」という意味ではありません。
限られた時間のなかで、用件を分かりやすく簡潔に伝えるのがポイントです。
相手に伝わりやすいよう、メモで話す内容をまとめ、自分でもしっかり把握しておくことが重要。
話すときは結論ファースト。それから結論に至った理由や経過を話すと、相手もすんなり理解できますよ。
整理整頓はきっちりと
仕事ができる人ほど、デスクやその周辺はキレイに整えられているといわれています。
必要なものがすぐに用意でき、スムーズに仕事が進められるので、探す時間が省けるからです。
社内メンバーやお客様の個人情報、精密保持のためにも、書類や情報はこまめに整理しましょう。
デスクの周辺や引き出しだけでなく、PCのデスクトップも整理しておくと、必要な情報をすぐにチェックできますよ。