子どもが生まれたのをきっかけに、車の購入を考える人も多いかと思います。
長距離移動時でも子どもが安心して過ごせる環境、家族全員分の荷物を積める、乗り降りがしやすいなど、車を選ぶうえで優先するポイントは、人によって異なるでしょう。
ここではファミリーカーにおすすめの車種や選び方のポイントについてご紹介します。
大きさの種類で決めたい人は「ミニバン」
ミニバンの特徴は車高が高く、6~8人乗りで3列シートになっていることです。
荷物をたくさん積めるので、子ども用はもちろんパパ・ママの荷物も楽々積めるのがポイント。
同じミニバンといっても小型ミニバンであるトヨタ・シエンタから、車高が1900mm超えで排気量が2400ccや3500ccもある、ヴェルファイアやアルファードのような大型ミニバンと大きさが豊富。
子どもが隣の車にドアをぶつけてしまった!というトラブルを防げる、スライドタイプの車が多いのもポイント。
日産・セレナのように、センサーに足をかざすだけでドアの開閉ができる車もあります。
車の費用を抑えたい人は「軽自動車」
軽自動車のメリットは、ミニバンよりも車両価格や維持費が安く済むことです。
毎年の自動車税やオイル交換、メンテナンスの費用をできるだけ安く抑えられます。
軽自動車のなかでも、とくにおすすめの車はダイハツ・タントです。
車体価格がお手頃なダイハツ・タントの特徴はドアを開けたときの広さ。
助手席ドアと後部座席ドアを開けることで、ベビーカーや大きな荷物がラクに運び出せます。
子どもを抱いたままチャイルドシートへ乗り降りすることも可能。低床なぶん、年齢にかかわらず誰でも乗り降りがしやすいのもポイントです。
長距離ドライブを楽しみたい人は「SUV」
SUVの大きな特徴は、デザインのカッコよさと走破性の高さにあります。
見た目だけではなく収納量もばっちり。走行性能が安定しているため、長距離ドライブに最適です。
とりわけ日産・エクストレイルは、静寂性が高く安定した走行性を保てる車のため、長時間乗っていても疲れにくいのはもちろん、子どもがお昼寝しやすい環境です。
フロアやシート、ラゲッジボードはすべて防水仕様。飲み物をこぼしたり、プールや海に入った後で濡れたりしてもすぐに拭けます。
十分なスペースを保った座席でありながら、大容量のラゲッジルームも完備。チャイルドシートやベビーカーなどの荷物もたくさん積められます。
場所を取りたくない人は「コンパクトカー」
コンパクト=小さいというイメージを持つ人もいるかもしれません。
しかし、実際は小回りが利いていて運転がしやすく、家族4人であれば車内の広さはこと足りる大きさです。
そのなかでもおすすめの車が、乗り降りバツグンで安全装備もばっちり兼ね備えたスズキ・ソリオです。
ステップ高は360mmと低いだけでなく、乗降グリップがついているため、子どもや高齢者が乗り降りしやすい設計になっています。
頭上や足元はゆとりある空間になっているため、乗車中も快適です。コンパクトボディなぶん、少し狭めな駐車場でも利用できますよ。